年金不公平88ヵ所巡礼第1札所 議員年金の不公平 

議員年金の負担と給付が適切か、不適切かという議論をする時に、まず考えなければならないのは、負担と給付の関係である。昨年年金問題が国会で論議された時に、時の厚生労働大臣が苦しい顔で答弁していたのを思い出すが、「年金はつきつめると負担と給付の関係だけなのだ」という発言である。その意味は、少子高齢化で支える現役世代が少なくなり、受け取る高齢世代が多くなるから厚生年金保険料は、18.3%に上げます。給付は、現役世代の50%に下げますという論旨であった。

それは、そのまま議員年金にあたらないのか?「議員年金はつきつめると負担と給付の関係だけなのだ」と・・・。支える現役世代の議員数と受け取るOB議員数フ比率だけだと・・・。自民党の大村議員ら若手議員が「議員年金は廃止すべき」と正論を言っているが、これも世代間戦争で見れば当然のことである。若手議員が元気な中曽根元首相始めたくさんの高齢元議員の年金を支えるのはたまったもんじゃないということである。年金問題でもこの元気を若者の政治的権利を代表するものとして国会で活躍して欲しいものである。若者が政治に出て行かないからこの国の政治はこうなっていると気づかされる。

ここで視点を変えて議員年金だけの問題から、国民年金、厚生年金、共済年金、議員年金と分立している4つの年金制度の整合性に問題を移すと、それぞれの制度間で全く負担と給付の整合性を欠いているということである。それならそれはそれで一元化しないという結論を出して、別の議論をしてもいい。その場合、各制度は別々に財政上の均衡を図らなければならない。つまり議員年金で赤字が出たとしてもそれを厚生年金が面倒見ることをしないとはっきりうたうのである。困るのは、議員年金と共済年金である。現に大赤字であるのだから、今後議員年金と共済年金制度は衰退し、給付は激減するしかない。

議員年金と共済年金が大赤字であることを厚生労働省は隠しているが、もし、事実が判明して、制度改革の動きがとれなくなれば、方法は一つである。やはり一元化しかないのである。その時の一元化は、イコールフッティング同じ条件同じ負担同じ給付である。つまり、議員と共済の給付を厚生年金並みに切り下げて一元化するのである。http://www.geocities.jp/quartiejp/pensions/hirakida/103hatansho.htm

こちら(厚生年金)は、何も損することはない。黙っていれば共済年金と議員年金は破綻する、いや既に10何年前から破綻している。一元化の時点でこれからの給付と負担は一緒にしろ、それが条件だとは言える。更に今まで得したものは返せ、返さなければ一元化させないと言えばいいのである。理論的にはそうである。しかし、既得権益を離せというのは、相当覚悟がいる。だから早めに既得権益をふところに入れないうちに一元化するしかないのである。庶民よ早く怒れ。

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