年金20代アンケートのグラフ分析⑪

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設問11での「年金受給額は年額で満額いくらになるか知っていますか? Yesの場合は、金額をお書きください。」(右記「⑪年金受給額の認知度」グラフ参照)という質問に対し、全員が知らないと答えている。

設問の趣旨は国民年金法で780,900円(改正前は804,000円)と決められているが今年もらえる額は794,500円(平成16年度価格)という答えを期待しているわけだが正解が複数可能で、しかも厚生年金・共済年金の場合は国民年金の基礎年金にあたる定額部分が生年月日により異なるわけで(例:昭和21年4月2日生まれ781,440円から昭和16年4月2日生まれ845,713円)社会保険労務士でも直ちには答えられない。

正直言って制度の複雑性はナンセンスというより他なく国民に理解を求めることなど不可能なシステムなのである。

制度を理解するのに何10年かかり、それから議論してコンセンサスを求めるのに何10年かかり、制度を改定して実施するのに何10年かかる、そんな100年プランと言えるしろものである。その意味で100人が100人知らないと断言する若い世代の質問と回答に事実の重みを感じる。


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