障害年金があるから年金は得だというのは、老齢年金が損だからこそ出てくる議論だと気づかないのですか?

6月12日の朝日新聞に「国民年金、受け取りは保険料の1.7倍」という解説記事が出ていました。国民年金には手厚い障害年金という制度もあるし遺族年金もあるのでそういうPRもすべきだと結んでいます。

朝日の記事を見て悲しくなります。日本のマスコミが記者クラブ制を敷いているから、情報源である官庁とうまくやらなければならないのは分かります。しかし、今若者がモラルハザードとも言うべき年金離れを起して、制度そのものの存続がとわれていると思います。今の受給者や団塊の世代の意見を反映した新聞・マスコミは全体を代表していないからでしょう。我々大人は20年経ったら25%がいなくなります。不信感を抱いた若者がどんどん大人の割合で増えていきます。

障害や遺族年金があるから年金は得だというのは、老齢年金が損だからこそ出てくる議論だと何故分からないのでしょうか。厚生労働省は老齢年金では若者が損だということをどう隠そうかということだけに神経を集中しています。障害や遺族があるから老齢年金は損を我慢してくれということに若者は納得できますか。障害と遺族年金の問題は老齢年金とは別の問題です。それを無批判に厚生労働省の言うとおり記事にするというのは、報道に携わる資格に疑問を持ちます。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック