60年前の厚生事務次官花澤発言「年金払う前の積立金は使っちまえ」 年金の原点  

年金専門家という人は何をしているのですかね。おそらく日本の年金を真剣に考える人はほぼ同じような結論に達していると思います。

国の年金はそもそも賦課方式ですが、発足から30年は積立方式のように見えます。厚生年金は昭和17年戦費調達のために創られましたが、郵便貯金も同じ、富国徴兵生命も同じで、とにかく戦争末期に軍事費を調達するためにありとあらゆる手段で民間の金を総動員したわけです。国家資金総動員令ともいうべき戦時非常事態で許されたものでしょう。しかし平和体制に移行するとき、かなりの仕組みがそのまま残されたのです。年金については、昭和17年の花澤発言で高級役人みずからが発言しているように戦後も大いに使ってしまおうというスタンスでした。

https://tool.bblog.biglobe.ne.jp/ap/tool/newscaredisplay.do

軍事費として使うということを復興と高度経済成長に切り替えてやみくもに使ったわけです。その結果、国と地方の国債残高730兆円と郵貯・簡保の300兆円、厚生年金の137兆円あわせて1167兆円が高度成長でばらまかれ大半がかえってこないという現状です。

話を年金に戻すと、制度発足から30年までの期間は受給者がほとんど出ないわけですから積立方式のように見えるというわけです。しかし、30年たって保険料負担者と年金受給者の出入りが成熟すると賦課方式になるというのが世界の年金制度の常識です。日本では、積立方式か賦課方式かあるいは、厚生労働省が主張している修正積立方式かと議論がかまびすいですが、歴史を検証するならいざしらず、発足後30年以上経過して成熟した年金制度である日本では賦課方式でしか有得ないのです。

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