2015年の年金破綻回避

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zoom RSS 20代は世代間アンフェアに苛立ちを隠せない

<<   作成日時 : 2005/06/20 22:59   >>

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若い人が年金に対して感じているのは、前3件の記事の通りかなり深刻である。
http://2015nenkinhatankaihi.at.webry.info/200506/article_28.html
http://2015nenkinhatankaihi.at.webry.info/200506/article_27.html
http://2015nenkinhatankaihi.at.webry.info/200506/article_26.html
若い人の中には今の高齢者・団塊の世代は年金受取に関してアンフェアな世代だととらえている人がかなりいる。その理由は1935年生まれの人は払った保険料の5.8倍を受け取り1945年生まれは3.4倍1955年生まれは2.3倍1965年生まれは1.9倍その後は1.7倍受け取るという世代間のアンバランスを比較した数字である。払ったものの5.8倍もらえる今の受給者と1.7倍しかもらえない自分たちを示されて我慢しろという神経が分からない。団塊の世代の中にも私のようにこのアンフェアな制度をそのままにして次の世代に伝えてゆくことがいいのか疑問に思う人間もいる。自分たちの利益を守らんがために子供や孫たちに借金だけを残していったおじいちゃんおばあちゃんになりたくはない。今団塊の世代は子供たちの世代に伝えなければならないことを選択する時期に来た。良否を広く議論して年金制度はアンフェアだと認めて新しい年金制度に身を挺するか、間違っていた(あるいは間違っていたとおぼしき)過去をどう清算するか、団塊の世代は問われる。おそらく1965年生まれ以後の世代が多数派になる時代(それ以前の人が少数派となった後)年金制度の破綻が公式に認められ巨額の借金を残して現在の年金制度はあとかたもなく消えてしまう可能性が高い。

今の制度をフェアに戻すために5つの方法が考えられる。1つは世代間が不均衡とならないよう働いている者が働いていない者を扶養するという年金の原点に立ち戻り、60歳以上になっても働いている者は、負担をするということである。高齢者といえども働いている者は負担をするという当たり前と言えば当たり前のことである。65歳以上で金銭的に余裕のある人がその上年金を多額にもらって謳歌しているのを見て若い人は嫌悪感を持つのも分からないわけではない。

2つ目は受給権者であっても収入が一定額以上(現行では年収850万円)であれば受給を遠慮してもらうということである。働けずに生活に困っている人に給付は優先する。財政的に余裕が出たらまた全ての高齢者に支給を復活させればいい。その場合、受給を遠慮した人たちには税制上の優遇措置を講じておくべきであるのはもちろんである。

3番目は平均寿命の10年前を年金受給の基本とする。平均寿命の延びは驚異的であり、このような事態は予想を超えていたことも事実である。10年ごとに見直し、平均寿命から逆算して10年前から満額支給とする。しかし、個々に人間の寿命は違いがあるから、65歳からその時々の平均寿命までは半額支給とすることも考えておかなければならない。

第4番目に年金が世代間の賦課方式を基本とすれば今の積立金は現在までの高齢者がもらうべきものであり、137兆円ももらい残してしまったということである。しかし137兆円の積立金が残っているのであるから、これは今後負担の増える若者の保険料の足しに使ってもらうべきである。

第5に保険料は世代間を通じて一定とすべきである。世代間扶養の原点に戻り現役世代はいつも同じ負担とするなら理解を得られやすい。おじいちゃんもおとうさんも子供も孫もいつも同じ負担をして上の世代の扶養をしているというなら納得であろう。その負担の限度でお年よりは分け合うべきである。お年寄りの給付を確保するためにその分の現役の負担を増大するというのは本末転倒であり、若者の理解を得られない。傲慢な制度は制度の信頼を損なうだけでなくモラルハザードを起し社会は活力を失う。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
4番目の137億円は、厚生年金の積立金のことだと思いますが、これは現在の年金受給者だけの積立金ではなく、5年、10年、20年と厚生年金に加入している人が将来年金をもらうための積立金も入っています。
賦課方式の国民年金は、早く保険料方式から税方式にすべきです。
修正積立方式の厚生年金は、受給世代が残した莫大な積立不足を現役世代が過去勤務の上乗せ保険料として払わされているから、負担感が強い。国鉄債務のように棚上げし、相続税を増税して穴埋めしたらいいかな。
年金アットランダム
2005/06/23 11:42
国民年金の税方式は100%とは言わずに2分の1から8〜9割国庫負担という方式で限りなく税方式に近いあたりが落としどころと思っています。修正積み立て方式は、団塊の世代が今の高齢者に限りなく近い給付を求めると積立不足を先送りすることになり、個人的にはやるべきでないという立場です。今までの負担とこれからの給付が若干プラスになるあたりで手を打つのがいいと思っています。いずれにしても少子高齢化の扶養比率は簡単に計算でき表に出てしまいますから、世代間のコンセンサスで変更することが避けられないと見ていますが・・・。その時137億円を保険料負担軽減に重点的にという政策的話が落としどころかなと言っているだけです。財源はどこから持ってきてもどうにでもいじれる話と決め付けているだけなのですが。
2015
2005/06/23 18:06

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